投稿日時 2021-05-10 19:06:45 投稿者 Ichen このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
投稿者コメント | |
騎士修道会が魔物退治を行うようになってから、夥しい犠牲者が出ました。 遠征で出ては、「人数が減る」言葉以上の深い悲しみと、次は自分かも知れない怖れを増やした騎士たち。 諦めるか。深く考えないようにするか。生き残りたいと願うか。誰もが同じことを考えて過ごした1年半でした。 彼らは、毎日を大切に過ごしました。生きている時間は、安全だった日々の様に笑い、冗談を言い、恐れの面影を心の奥に押し込んで、時間を意識しました。生きている時間を。 彼らの朝は、出口のない朝の連続だったのです。 使用画材:鉛筆 〇本編54話の後書きに添えました。 |
||
最大化 | アクセス解析 | ユーザ情報 |
▽この画像のトラックバックURL▽(トラックバックについて) |